タイムカードの代打ち
タイムカードは出勤時に打つわけだが、当社のこの機械は、どういうわけか時間が徐々に進んでいる。いつの間にか5分も早くなっており、出社時間は変わらないのに、遅刻寸前になるという状況になってしまった。さすがに頭にきたので総務に文句を言ったところ、翌日からタイムカードの機械は正常に動くようになった。
タイムカードを使わない企業に勤務したことがある。その代わりに出勤簿というのがあり、朝来るとそこにハンコを押していく。どう考えてもサービス残業をやらせるのが目的で、現実に毎日15時間は働いた。よく文句が出なかったもんだと思う。さすがにその後、タイムカードを使わない会社に勤務したことはない。
タイムカード機器の製造会社に勤務している。この機器は、どんな会社でも使うものだから、需要は安定してある商品だ。作り手として気を使うのは、時計が狂わないようにすること。最近では電波時計と組み合わせることで、寸分たがわない時刻を刻み続けるタイムカード機器も作ることができるようになってきた。
タイムカードの記録をコピーするようにしている。ウチの経営陣はいい加減だから、残業手当を払ってくれない。その他にもいろいろと頭にくる事が多いので、辞める間際にはこの記録をチラつかせてやるつもりだ。場合によっては訴訟してやる。タイムカードと給与明細が、きっと動かぬ証拠になってくれるだろう。